![]() |
| 戸隠そば JR静岡駅構内で、公衆電話のタウンページを見ていたら、大文字、太字のひときわ目立つ店名「そばの実」を見つけ、その名から来る期待度が高まりつつ、立ち寄ることにした。 そこは、大通りから入った住宅街で五階建てマンション、1階部分が全て間口一軒の飲食店(イタリア料理店、居酒屋、ステーキ店、喫茶店、蕎麦屋の4店舗)で、かろうじて喫茶店のみ営業しているだけ。 周囲の状況から、どうも連鎖的に休業していった印象を受ける。 (未だ営業していたら御免なさい。同店名では、茨城県水戸市にもお蕎麦屋さんがあるが、ポイントは駐車場だと痛感する。) 気を取り直して、その先に「戸隠」本店に行く。お店の周辺に、専用駐車場である看板があちこちに点在している。 店内で目に付くのは、お揃いのエプロン、三角巾をした仲居さん、窓際のテーブルに座るなり、暖かい麦茶を持ってくる。冷房が効いている。 大きなガラス窓から白塀に囲まれた坪庭(玉砂利、竹林)が見える。 窓の上部には、日除け用だろうか格子状障子がはめられ、落ち着いた雰囲気ですが、障子を固定するピカピカの画鋲にはガッカリさせられる。 登録商標の”磯おろし”(冷やがけ蕎麦)を頼むが、メニューの片隅に”当店はヤマギシの有精卵を使用しております”が目に入り、すかさず追加する。真ん中に有精卵、放射状に莢豌豆が並べ られ、その間に海苔、卸しの生姜、大根があり、見た目に綺麗である。 開店早々の為か、テーブルの上には、ドンブリにテンコ盛りの長葱があり、備付けの箸が細い為か不覚にもこぼしてしまう。 仲の良さそうな老夫婦が相席となり、”天磯おろし”(950円)を注文するが、仲居さんに”何時から値上げしたのか”と何度も聞き、終いには客の私にも聞いてくる。 ■「戸隠そば」静岡市清閑町12-1 TEL054-252-9470 もり500円、ざる650円、磯おろし700円 ゆであずき300円、冷しミルク(ヤマギシの牛乳)300円他 ※JR静岡駅構内にも支店あり 静岡駅から県庁、駿府公園、文化会館をすぎた辺りに「安田屋本店」はある。何でも「静岡市民景観賞」に選ばれた商家の建物で、築7年とは思えないほど綺麗である。中にはいると、一休処として長椅子が目に付く。 ”海鮮そば(冷たいかけ)”を注文したのだが、蕎麦の香りが強く、しっかりした麺で非常に印象深い一品、ちゃんと蕎麦湯用汁も出てきた。 序でに”あら挽き”を頂きながら、メニューの”発酵乳(ヨーグルト)きり”は珍しいと大女将らしき方に話しかける・・・ 変わったもの(珍そば)では、野菜系はウドきり、ショウガきり、人参きり、青ネギきり。魚系なら鮎きり、鰹切り。果物系は林檎切り、サクランボ切り、柿切りなど週替わりで出しているそうで、今では120種類に達しているとか。 半分道楽ですよと言いながら、半ライスサービスされるが遠慮した。 ■老舗蕎麦庵「安田屋本店」静岡市横内町53 TEL054-245-0981 ※静岡駅前の地下街にも支店『大御所』あり 発酵乳(ヨーグルト)きり、茶きり900円 駿河そば1,450円、そばぜんざい600円 まっ茶シャーベット(そばビスケット付)500円 ちょっと時間があるので、久能山の石段を登り、ロープーウエイを経由して日本平へ向かったが、残念ながら雲海の中でした。 お土産は蕎麦には持って来いの特産”生の白子と桜海老”にしました。 追:道すがら、お蕎麦屋「鷹匠(たかじょう)つむらや」があり、 先日、東京都文京区の同「鷹匠(たかしょう)」で尋ねた処、 全く関係ないとの事でした。 青木弘行 |
| ■BACK ■TOP ■蕎麦数珠つなぎTOP |