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およそ250年前に記された野田成方著、甲斐国の地誌「裏見寒話」では、「御岳そば」や「鼠大根」はこのように書かれています。
「太蕎麦・御岳の名物にして至りて太し、さらがらつなぎに小麦粉杯入れざる故に、風味賞すべし」
「御岳の大根、形は鼠のごとし、蕎麦の辛味に用ゆ」
| 伝統ある「御岳そば」は、近年廃れ、甲府駅のホームの立ち食いそばに、その名を残すのみとなっていました。 |
| そこで、地元有志で、伝統を復活させようと、「御岳そば保存会」(植松光宏会長、田中正喜事務局長)をつくました。 |
| 地元、昇仙峡谷の丹精こめた玄そばを、昔ながらに石臼挽きした地粉の香り。鼠大根の辛さと清涼感。 |
| それに地物の椎茸の香りを生かしたかえし汁のまろかやさと、 |
| 二八そば(そば8割、つなぎの小麦粉2割、水だけを使って手で打った昔ながらのそばの調合法)ならでは舌ざわり等々。 |
| お手本は、昔の文献です。 |
| 時代は変わっても、日本人のそな嗜好は変わりません。 |
古く「御岳そば」の名で珍重されていた幻のそばの味が、今ここに復活しました。
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■御岳そば保存会■
http://www.ykj.or.jp/sugaharaya/
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