岡山・倉敷へ行きました。
             2000.12.13.
           
大原美術館


倉敷駅南口から、えびす商店街通りをぬけると間もなく大原美術館(社会に貢献した大原孫三郎の遺物)が見えて来る、その本館入口横に目指す蕎麦屋「あずみ」がある。ここ美観地区でも、倉敷川沿いは観光のメインストリートで、平日午後というのに通りは賑やかで、古風な風景に人力車がよく似合う。
 観光協会

 あずみ  やま芋そば

「あずみ」は、雑誌「OYSYそば」にもあるように、信州松本から出店してきたお店で、現在は信州産蕎麦粉のみを使用しているとの事。奥の打ち場前に座り、”しっぽく”を注文。丁度ご主人らしき方が2kg程度であろうか黒っぽい玉を丸出し、四つ出ししていくが、既に周辺がボロボロ状態。大きな丸から畳みに入り、切りでは手の平全体で駒板を押さえ、大きく右足、右半身でリズムを取りながら豪快に切っていく。
相当緊張なさったのか二度目は丸出しから長方形に伸し過ぎ、そのまま畳みに入ったのを見逃しませんでした。
”しっぽく”は真ん中に生卵、周辺に海老2匹、貝柱、かしわ、蒲鉾2種類、麺の中に隠れていた鳥の笹身2つ発見、でも旬の筍が見あたらず、得したのやら損したのやら (-_-;)蕎麦の方はというと特別に美味しいとは思えない。女性観光客を意識してか、女将さん自家製の梅干しと蕎麦茶が無料サービス中。勿論頂戴しながら他の美味しいお蕎麦屋さんを紹介して貰う。
色々質問した為か、会計時はご主人、女将さん共々直立状態で揃ってお見送りに、思わず”また来ます”と心にもないことを言ってしまった。

「あずみ」  TEL 086-422-8970
倉敷市中央1丁目1ー8(駅から徒歩10分程度、大原美術館西側)
   しっぽく 1,200円
   ざる    800円
   大あつもり  900円etc


  
その紹介店は近くの”手打ちそばきり「石泉」””手打生そば「やぶ」”ではなく、少し外れた閑静な所(那智神社の近く)。石畳の小道から蔵造り建物が続く町並みの一角にあり、入口の小さな行燈と杉玉でお蕎麦屋さんかなぁと判る。店内はビルダクラスのDeepPeaceという和やかな音楽、一部天窓から光が差している。
メニューは豊富で、丼ぶり物があるかと思えば、そば団子、ぜんざい、ゴマのジェラート、白玉汁粉、小倉グラッセの蕎麦茶付き、或いは地酒数種がある。また、有精卵の出汁巻き、小田原の蒲鉾、農園直送の山葵、自家製蕎麦味噌、「万葉の泉」(ミネラルウオーター)など拘りもあるようだ。
注文した十割蕎麦は屋根瓦に盛られ、太めであるが香り高い。その他好みに選べることから、砂糖抜きの汁に辛み大根を付けて貰いました。
ここの蕎麦粉は信州白馬周辺だそうだが、ご主人の西原さん曰く、蕎麦屋で蕎麦粉を訪ねるものでない!蕎麦と汁の相性が良いか否かだろうと初対面ながら、説教される。頑固おやじ(話のキッカケに持ち出しただけなのに・・・そんなこと判ってるわ)何でも蕎麦の味は七割維持を目標としており、商売では絶品は出せない。話をする中で、ここが杉浦日向子さんの常連店と判ると”ソ連バッチ”を出そうとするが見つからず。
蕎麦栽培をしたと言うと一度試したが土地柄、不作で以後断念したとの事。東京から来たと言うと、新宿区の取材拒否の店「たかさご」を紹介して下さった。
そば「さくら」  TEL 086-421-5888(月休)
11:00〜17:00、夜は予約のみだが何時でもOKだそうです。
倉敷市本町10−6
   しっぽく 1,000円
   ざる   700〜1,000円
   からみ    750円
      十割    900円
※近々、出版される「ソバ屋で憩う」に掲載されるようです。


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